こんにちわ。
節税・節約コンサルティング、小さな法人・個人事業主のスリム化を叶えるSPRING代表の佐々木です。
今日は法人、個人事業主が日常の電話料を節約するための基礎知識、ISDNという電話回線についてシンプルに話していきます。
現在、ISDN回線の方は、光回線に変えることで速度、キャッシュバックを利用した節約などメリットがありますよ。
何や、ISDNって難しそうやね。
でも、節約につながるなら聞くかぁ…。
大丈夫ですよ。
最低限必要な知識のみ話していきます。
節約につなげる知識だけ覚えてください。
なお、通信回線がADSLの方は、下の記事を参考にされてください。
ISDNとは何か、分かりやすく教えます。
ISDNって名前からして難しそうですね。
簡単に仕組みやメリットを解説しますね。
ISDN回線の仕組みと利点
そもそも、ISDN回線って何やねん?
節約を考える上で覚えておきたいのは、「ISDN回線は過去の技術であり、現在ではより高速で安価な通信回線が普及している」ということです。
ISDN回線は電話回線を応用してネットを閲覧できるもので、1990年代後半にはかなりの高性能回線でした。しかし、現在では遺物です。電話料プラスでISDN利用料として別途電話料がかさむ。電話をつないでいるイメージでネットをつないでいるという代物です。
つまり…古いうえにお金がかかる、ってことだね。
ISDN回線でいる必要はあるの?
はい、今回のお話は「ISDN回線だったら、すぐにひかり回線に変えましょう」というお話です。
ISDNは古い方法でお金もひかり回線より若干高いです。
下の方法で確認して、ISDNでしたらすぐに変えてください。
ISDN回線の確認方法
ISDN回線かどうかは、次の方法で確かめられます。
いずれもさほど時間も取られません。
すぐに確かめてみましょう。
電話料金の明細書をチェック
一つ目の確認方法は、毎月の電話料金の明細書をチェックする方法です。
明細書に「INS」という表記があれば、ISDN回線ということです。
ちなみに、INSはINSネットというNTTのISDNサービスの名称です。
114に電話する(マニアック)
マニアックな方法ですね。
114番はNTTが提供しているサービスです。
本来の使い方は、相手の電話が通話中かどうか自動で調べてくれるものです。114に掛け、相手の電話番号を入力することで通話中かどうかのアナウンスがあります。昭和のテクニックですね。
このサービスを使い、アナウンスが流れたら自社の電話番号をプッシュします。その後に流れるアナウンスで、「お調べしましたが確認できません」と流れたらデジタル回線です。ISDNかひかり回線かどちらかでしょう。
「お待たせしました。お調べの…」と流れたらアナログ回線です。
電話機の周辺機器を確認する
電話機が別の機器に接続されていないか確認します。もしお弁当箱くらいのサイズでランプが付いている機器に接続されていたらその機器のラベルを調べてみてください。
- ラベルに「ISDN」と記載があればISDN
- ラベルに「ADSL」と記載があればアナログのADSL回線
- 機器がなければほぼ間違いなくアナログ
ISDNとひかり電話
電話回線でよく聞く、「光回線」って何なの?
ISDNと何か違うの?
「光回線」は現在の主流のネット・電話回線です。
速くてコストも抑えられます。
そう、2023年現在、新規に電話・ネット回線を引こうと思ったら「光回線」が候補となります。ISDN回線ではありません。
光回線はISDN回線と比べ、次のようなメリット・デメリットがあります。
- 通信速度が速い
- ランニングコストが安い
- 通話の安定性だと、若干ISDNに劣る
- まだ、光回線が通っていないエリアもある(使用できない)
通話の安定性も、正直なところ気になるほどではありません。というか、普段スマホで通話している人からしたら、よほどスマホよりは安定しています。
つまり…ほぼ「光回線」が勝っているってことやね。
うちの会社は何の回線やったかな。
電話の明細書を見るか、電話まわりの機器を見ると分かりますよ。
ISDN回線の可能性は低いと思いますが…ぜひ調べてみてください。
ISDN回線のまとめ_節約ポイント
今回のポイントは…
ISDNだったら、すぐに「ひかり回線」に。
って感じかしら。
そのとおりです。
ネット回線が早くなるうえに、年間1万円以上のコストダウンにつながりますよ。
ひかり回線のメリットなどについては、次の記事で書いています。ぜひどうぞ。
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